朝焼けの風景 京都・東寺 秋~冬

自然

撮影日時データ付きの東寺さんの朝焼け写真、リール動画はインスタグラムで発信中です。

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京の風景☆御旅庵

東寺・五重塔と朝焼け 秋~冬遍

世界遺産・東寺境内の南西角、九条壬生(京阪国道口交差点)から見た朝焼けの風景を紹介します。

秋から冬にかけては、この撮影ポイントから見た日の出の方角が写真の右(南東)に寄っていくため、五重塔を画角に収めようとすると、特に縦構図の場合は、写真の正面が朝焼けの中心からかなりずれています。それでも雲の高度や位置によっては、朝焼けの光がよく反射してくれます。

2022年9月25日 5:42 撮影 (日の出時刻 5:47)

高度が高く白っぽい雲は、朝焼けが良く映えますが、この日はやや黒っぽい雲でした。それでも東の空の雲が切れているので、朝日が上空の雲に反射してよく焼けました。

 

 

2021年10月8日 6:05撮影  (日の出時刻 5:57)

日の出の時刻を過ぎていますが、太陽はまだ東の山の影に隠れています。上空に白い雲があるとよく反射してくれます。

 

2022年10月11日 5:48撮影  (日の出時刻 5:59)

おそらくこの年一番と思える焼け具合。このページ最上部の写真と同じ日の朝焼けです。

 

2022年10月21日

毎月21日は、東寺の弘法市(弘法さん)が開かれます。東寺境内南西角の灌頂院と八幡宮の間には、通常閉鎖されている穴門と呼ばれる門があり、弘法市の日にはこの門が開いて、早朝から露店の荷物を搬入する車が境内に入っていきます。赤い三角コーンが置いてあるのがその通路です。

 

2021年10月29日 6:20撮影  (日の出時刻 6:15)

この日は、日の出時刻の前には、塔の上に黒っぽい雲が横たわり、まったく焼けませんでしたが、やがて黒い雲が去り、空が段々と明るくなるにつれて白い雲が流れてきて茜色に染まりました。上空の黒い斑点は鳩の群れです。

 

2022年10月31日 5:55 撮影 (日の出時刻 6:17)

東の空に雲がない晴天の朝は、朝焼けの風景が日によって変わり映えしませんが、日の出時刻の30分前ぐらいに朝焼けのピークとなります。

 

2021年11月5日 6:21撮影  (日の出時刻 6:22)

日の出の方角はかなり南に傾いていますので朝焼けの中心はこの画角よりかなり右(南)の方になりますが、この日は広範囲に焼けました。

 

2021年11月8日 6:39 撮影  (日の出時刻 6:24)

朝日が東の山の端から顔を出すころ、東寺境内に移動して食堂(じきどう)横から南東方向を向いて撮影しました。

 

2021年12月10日 6:43 撮影 (日の出時刻 6:54 )

2021年12月10日 6:45 撮影 (日の出時刻 6:54 )

上の二つは同じ日のほぼ同時刻の撮影です。日の出の方角の空はかなり赤く染まっていましたが、五重塔の背後の空は薄っすら赤くなった程度でした。

 

2022年12月21日 6:54 撮影(日の出時刻 7:01)

この季節には珍しく大規模な朝焼けでした。12月21日はその年最後の弘法市・終い弘法が東寺境内で行われ、新年を迎えるための買い出しで賑わいました。

 

2022年12月31日  7:15 撮影(日の出時刻 7:05)

大晦日の朝の朝焼け雲です。空に昇った龍が炎をはいているようにも見えるでしょうか。この写真は有難いことにインスタグラムで1.2万を超えるいいねを頂きました。

 

2022年1月1日 7:13am 撮影  (日の出時刻 7:05)

元旦の朝、五色の幕が築地塀を飾り、屋根には薄っすら雪が積もっていました。初日の出の方角は、九条通の南側のビルの向こう側で、写真左側の歩道橋に上がっても、正面の東の山からは初日の出は昇りません。東寺付近では、南大門を入ったところで、築地塀の屋根の上に木々の葉の間から初日の出の光がこぼれるのが見えます。

京都で初日の出を見るなら、嵐山の渡月橋、善峯寺、もしくは京都タワーの展望台(Webによる事前予約が必要)辺りがよいようです。

 

2022年1月9日 7:00 撮影  ((日の出時刻 7:06)

上空で南東の風が強く吹いていたのでしょうか。面白い雲の形となりました。

 

2022年1月31日 6:58 撮影  (日の出時刻 6:57)

高度の低い黒い雲でしたが、赤く染まりました。この写真の画角から外れた南東方向の空が朝焼けの中心で、いわゆる爆焼けでした。

 

2022年2月4日 7:06 撮影  (日の出時刻 6:54)

歩道橋の上から東山連峰の山並みとその奥に音羽山系が望め、それらの山から朝日が顔を出すのは、日の出時刻から15分前後です。

 

2022年3月9日 6:21撮影 (日の出時刻 6:17)

冬は、日の出時刻が遅いので、あまり早起きしなくても日の出には間に合いますが、高度の低い雲が広がる日が多く、朝焼けの条件に恵まれない日が多いようです。それでも粘っていると面白い形の雲に出会えることもあります。

日の出の景色との一期一会。次はどんな朝焼け空に出会えるでしょうか。

日の出の撮影・春の東寺
効果的な朝焼けの写真を効率よく撮るには、季節ごとの太陽の方角と日の出時刻を把握しておくことが大切です。京都のシンボル・東寺の五重塔と朝焼けや日の出の写真を撮影日時のデータと合わせて紹介します。
京都ゲストハウス御旅庵
京都駅八条西口から徒歩9分、世界遺産東寺にも近い築百年の京町家をリノベーションした隠れ家的ゲストハウスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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